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  1. 鳴門市議会 1980-09-01
    09月25日-03号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    昭和55年  9月定例会(第3回)            昭和五十五年 鳴門市議会会議録(第十七号)            昭和五十五年九月二十五日(会期十七日中第八日目)              議 事 日 程 第 三 号 諸般の報告第一 市政に対する一般質問    ──────────────────────────────────             本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第一 市政に対する一般質問    ──────────────────────────────────            出  席  議  員(二十七名)    議長  遠  藤  将  弘  君    一番  芝  野     彰  君    二番  関  原  正  雄  君    三番  下  八     明  君    四番  平  岡  朔  郎  君    五番  石  川  忠  治  君    六番  新  居  義  公  君    七番  乾        茂  君    八番  大  端  茂  雄  君    九番  明  村  春  夫  君    十番  広  瀬  静  男  君   十一番  梅  野  健  寿  君   十二番  横  川  春  市  君   十三番  藤  田  義  行  君   十四番  福  本     節  君   十五番  開  発  外  之  君   十六番  平  松  章  生  君   十九番  大  場     明  君   二十番  林     一  豊  君  二十一番  矢  野  善  治  君  二十二番  松  本     聖  君  二十三番  室  津  サ ワ エ  君  二十四番  川  内  啓  市  君  二十五番  山  下  善  平  君  二十六番  原  田  一  幸  君  二十七番  野  崎  博  文  君  二十八番  富  田  耕  作  君    ──────────────────────────────────            欠  席  議  員(三名)   十七番  札  場     清  君   十八番  新  居  徳  松  君  二十九番  叶  井  長  助  君    ──────────────────────────────────            説明のため出席した者  市長       谷   光 次 君   第一助役     立 石 勝 男 君  第二助役     鍋 島 親 春 君   収入役      満 村 佳 一 君  運輸部長     野 崎 格 一 君   水道部長     田 渕   実 君  競艇部長     尾 崎 定 男 君   福祉事務所長   仲 須   賢 君  市長公室長    西 本 信 也 君   総務課長     桜 井   茂 君  人事課長     西 田 素 康 君   市民課長     三 谷   溢 君  会計課長     日 向   高 君   税務課長     大 塚 太一郎 君  民生課長     河 野 忠 久 君   国民年金課長   郡   貴代志 君  衛生センター所長                      高 田 賢次郎 君  環境課長     橋 本   毅 君   同和対策課長   黒 崎   勇 君  解放センター所長                      佐 藤 喜美夫 君  農林水産課長   三 島 利 克 君   商工観光課長   岡 田 典 夫 君  土木課長     野 間 繁 満 君   都市計画課長   森 岡 仁 夫 君  下水道課長    中 川   守 君   建築課長     湊   静 雄 君  耕地課長     森 谷 貞 夫 君   競艇部庶務課長  室   鳩 夫 君  競艇部業務課長  益 井 辰 夫 君   競艇部警備課長  谷   康 夫 君  水道部業務課長  馬 居 貞 夫 君   水道部工務課長  青 木 博 治 君  運輸部管理課長  美 好 美喜夫 君   運輸部業務課長  吉 田   実 君  福祉事務所福祉課長                     高 田   稔 君  消防本部次長   三 矢 茂 春 君  消防本部消防課長                      江 本   猛 君  教育委員長    中 島 圭一郎 君   教育長      佐 賀   弘 君  教育次長     酒 元   光 君   庶務課長     大 島 安 幸 君  学校教育課長   湯 浅   明 君   社会教育課長   冨 士 淳 治 君  同和教育課長   豊 田   昇 君   青少年課長    前 田 久米雄 君  体育課長     木 下 正 雄 君   図書館長     橋 本 義 男 君  監査委事務局長  米 沢 敏 光 君   選管書記長    大 島 嘉 幸 君  農委事務局長   岡 田 昭 二 君    ──────────────────────────────────            議会事務局職員出席者  事務局次長    木 村 善 二 君   議事係長     川 上 昭 憲 君  資料係長     佐 藤 重 明 君   書記       中 井 敦 子 君  書記       上 原 恵 子 君    ──────────────────────────────────     午後  一時  九分 開議 ○議長(遠藤将弘君) 連日ご参集ご苦労でございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手許へ配布の議事日程表の通りであります。朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第一 市政に対する一般質問 ○議長(遠藤将弘君) 日程第一、市政に対する一般質問を続行いたします。通告の順序に従って質問を許可いたします。 一、福祉行政について 二、教育行政について             十五番開発外之君。     〔十五番 開発外之君登壇〕 ◆十五番(開発外之君) 通告の順序に従いまして質問したいと思います。まず福祉行政についてでありますが、福祉の根本精神というのは弱者対策にあると思うが、従来の制度は応々にして平等をかき、かつ又受給にしても申請によらなければならず、実態はせっかく受給資格がありながら制度も知らず、苦しみ抜いている現状をしばしば見聞するが、それら諸制度をどのようにして、市民に周知徹底しているのか。又それぞれの受給資格者実態調査はなされているのか、ややもすると担当課は法の番人的きらいがあるが、法の完全実施の努力をどのようになされているのか、又それぞれ専門家の立場で現行の制度で弱者対策は完全と思うか、ご所見を合わせてお聞かせ願いたい。 次に教育行政についてでありますが、最近特に教育費の父兄負担がかなり増額している。昨年までは給食パンの全額無償等によりかなり負担はいく分でありますが、軽くすんでいたが、その後限定補助に切り替わり月額にしますと平均三百円からおおかた五百円の増になり、負担増となり、又学校需要費の不足を補うような支出がいまだにPTA会費よりなされているやに思える。そこでお尋ねしたい、PTAの収支予算書あるいは決算を見ると学校教育援助費として一、教育振興費 二、需要費援助 三、職員研修費等の予算、あるいは決算をされているが、その点、担当課は知っているのか、それぞれの内容について説明願いたい。答弁により再問いたしたいと思います。     〔福祉事務所長 仲須 賢君登壇〕 ◎福祉事務所長仲須賢君) お答えいたします。 弱者対策についての現在のいろいろな法の制度の周知方法でございますが、現在福祉六法の中で身体障害者福祉法精神薄弱者福祉法老人福祉法生活保護法児童福祉法母子福祉法、六つの法律があるわけでございまして、この法律に定められました制度上のいろいろな受給等につきましての事務につきましては、福祉事務所の方で総体的に行っておるわけでございますが、それら六つの法律の中の制度上受給資格者と申しますか、受けられる人のいろいろな周知の方法につきましては現在これら六つの法律の中で直接住民に関係のある施策につきましては福祉事務所の方へ直接申請をしていただいておるのがほとんどでございますが、その福祉事務所の事務を執行するについてご協力をいただいておりますのが民生委員さんでございます。それで過去六つの法律の試行する過程において民生委員さんはこの事務の執行に、協力をするというふうに謳われておりますので、ご協力をいただき、なおかつその外に各種の相談員がおられまして、母子福祉法では、母子相談員が県の職員として福祉事務所の方へ一人駐在しております。その外に各地区に母子相談員の協助員として現在六人の方がおられます。 それから身体障害者は県の方から任命を受けた身体障害者相談員その方が七名、それから精神薄弱者の場合につきましても三名の方が相談員として県から任命をなされております。老人関係につきましては老人相談員巡回相談員等がございまして、それぞれそれらの制度の周知につきましては、こういう方々にいろいろお世話にもなっておるわけでございます。そういう制度上のいろいろな問題があった場合に直接それぞれ担当地域の方々から福祉事務所の方へご連絡をいただいております。 それから受格者の調査と申しますか、それぞれの六つの法律の中で処遇を受けられる資格のあるかないかということは現在福祉事務所の方でははっきり掌握することができないものも中にあるわけでございます。それで先程お話がありましたように特に申請給付によって、さかのぼって支給を受けることができない者、その場合は半年おくれれば半年受給がおくれるということで申請給付のような場合は非常にご迷惑をかけておるような場合もありますが、この場合はほとんどが児童手当、又特別児童扶養手当等がそういう項目の中に入るのでなかろうかというふうに思うわけでございます。そういうふうな方々の調査は現在私の方といたしましても調査は現在いたしておりません。住民の方々又こういうボランティアの方、又民生委員さんの方からの申請又連絡なり、又本人直接の申請によって行っておるのが現状でございます。 それから現在の弱者の対策と申しますか、非常に弱い立場に置かれておるそれらの方々の対策につきましては在宅で考える場合といろいろな施設へ入っていただいて施設を利用することによって、自立厚生をしていただくという二通りに現在分かれておりまして、いろいろな身体障害者の施設、精薄の施設、老人施設それから生活保護関係の施設、いろいろありまして、現在施設へ入所をされておりますのは、厚生援護施設身体障害者の関係では現在五人、精薄施設では五十一人、老人施設では老人ホーム、鳴門市の老人ホームに五十八名、外五カ所六十九名で現在百二十七名、生保関係ではこれは救護施設でございますが、三カ所で十二名、児童関係では現在母子寮とか、太陽の家等があるわけでございますけれどもここらの方では現在利用者は少のうございますけれども母子寮では現在七世帯、太陽の家は県下各地から利用されておりますが、現在二十六人おられます。そういうふうに今申しましたのは、施設を利用していただいて例えば老人センターの方へ入所していただいて三年間に技術を修得して、あんま、マッサージ、ハリ、灸の資格を取っていただく、そして自立厚生をしていただくというふうな例でございますけれども、在宅者につきましては身体障害者家庭奉仕員老人精薄等のホームヘルパーによるところの在宅福祉の向上に努めておるわけでございます。その外できるだけ老人の方々には巡回相談員、又それぞれの地区のボランティアの方々にお世話になりまして一人暮らしの対策もなされているようでございます。以上でございます。     〔社会教育課長 冨士淳治君登壇〕 ◎社会教育課長冨士淳治君) ただいまのご質問にお答えいたします。先にお断わりしておきたいんですが、実は単Pが三十八ございますが、その三十八の単Pにそれぞれ私の方でいくつかの項目に分けて、それによって記入してもらっておりますが、よく類似した費目が協力費と学校協力援助費ということに分かれております。そして学校の方で類似した科目を細則をその方へ適当に入れているという形で、学校教育先程お尋ねのなりました学校教育援助費に総ての学校が正確に入っておるか、どうかは一つの疑問でございますが、ここに一つの手持ちの資料からもって申し上げますと、学校教育費の援助費の内教育振興費につきましては、一つの資料から見てみますと、新聞とか職員録が入っておるようでございます。それから需要援助費につきましては便所の掃除とかそういう掃除の薬剤等が入っているようでございます。それから職員研修費につきましては各種研究資料ということの申し出がございます。以上でございます。     〔十五番 開発外之君登壇〕 ◆十五番(開発外之君) 再問いたしたいと思います。まず福祉行政についてでありますが、今福祉事務所所長からルル説明がありましたが、私は先程の説明でだいたい三点に絞って質問したわけでございますが、その他関係各課私は国保年金課あるいは民生課等についても今現在の鳴門市の縦割り横割りの関係からいきますと、この三課にも当然またがっておる、その中でもやはり今代表的な発言でありましたが、この周知方についてはやや同じと私は理解して再問を続けていきたいと思うわけです。まずせっかくの受給資格がありながらその人たちがもらえないことに対してはあらゆる機関を通じ、又ボランティア活動その善意にたよっての周知方が今やられておるようにこう思うわけです。そこで一つ私は先程福祉六法の話がでましたが、例えば児童なら児童に一つ絞って焦点を合わせてお尋ねしたいわけであります。現在の母子家庭あるいは父子家庭、両親のいない児童は鳴門市にどの位あるのか、これは特に先程お話がありましたような児童手当あるいはこれは民生課の方の担当でありますがしかし又児童扶養手当これも民生課、それから先程特別児童扶養手当がこれは国保年金課のもちろんもとい、福祉事務所だと思います。又国保年金課におきましてもいつも私は前回でちょっと日にちは忘れましたが、一ぺんいったことがあるわけですが、せっかくのそういう制度が縦割り横割りの連絡のミスでせっかくそういう困っている人たちが受給できたのがある時点で福祉事務所の関係から国保年金課にかわった時の連絡ミスにより、今まで受給した金を前もってもどしてくれとこういうようなことがあって、大へんその本人が困って相談受けたことがあるわけですが、そういうようなことがやはりこの三課によって連絡が密にできればそういう問題も解消すると私はこう思うわけです。そこで最後に弱者対策は完全と思うかという私は質問したわけですけれども、又この方法完全実施するためには例えば老人関係にしても輻輳したところが各課にまたがっている。これは一本に絞ったらもっとスムーズにいくのでないだろうか、あるいはその周知徹底方でも徹底できるのでないだろうか、児童関係もそのように思うわけですが、合わせて完全実施するための方策をもしお考えであれば合わせて再度お答え願いたいと思います。調査の方法は児童に絞って一つ各課に掌握しておる児童数を今いいいました母子家庭の児童、父子家庭の児童、それから両親のいない児童、その点に数字を一つご発表を願いたいと思います。 教育行政についての再問でございますが、今社会教育課長から説明があったわけなんですが、各学校によってまちまちであるとこういうお話でございますが、私も過去十七年間PTAの役員もさしていただいた経験もあるわけですが、あなたのおっしゃっているようなそんなきれいなものではないんです。きれいなという言い方ちょっと適当でないと思いますが、例えば需要費の問題にしましても、これは教育委員会の方から毎年相当額な需要費が出ているわけなんです。その中にあなたのおっしゃったような経費も当然含んでおります。私は当初いいましたように、需要費の不足を補うような形で支出されている、こういうことをいったわけなんですが、その点についてどのように、内容あなたも調べられたというのであれば、一つ教えていただきたい。 それから職員研修費これも現実はPTAの方からPTAの会費でございますからPTAの創意によってそのような節、項等項目等を決めて予算決算されるのでありますが、現実は予算書の設定についてはほとんどが学校が設定しているというのが現状でございます。その中に特に今いいました教育研修費については先生方の研修していただくことに補助を出すことによって先生が立派になっていただいて子供にそれが返ってくるんだという考え方のもとにこれが私もあなたのおっしゃった全部でございませんが、平均しますとPTA会費の内の約三十二・二パーセントという金がこの方に使われている。私たちが考える時に内容調べて見ました時に、当然市当局教育委員会が持つべき費用が含まれている、そこで特に教員研修費について学校教育課長に内容当然調べられておると思いますので実際はどのように使われているのか、その点、又PTAの費用によって先生が研修する費用を出していただくことが適当であるのか、その点も合わせてお答え願いたいと思います。というのは冒頭に述べましたようにせっかくの父兄負担の軽減が逆行いたし、かなり今では負担が多くなっております。特にPTA会費につきましてはご存知と思いますが、生活保護家庭、準保護家庭につきましても子供がPTA会費を納めなかったら学校へ行って恥をかいてかわいそうだということで苦しい中からも納入しているのが現在の実態でございます。そのようなお金がそれに使われていいのだろうか、そういうように私は疑問を持つわけでございますので、一つ担当課長の適切なるご答弁を一つお願いしたい。又仮りにもし私のいうことが本当であれば今後どのような指導されていくのか、これも合わせてご答弁願いたいと思います。     〔福祉事務所長 仲須 賢君登壇〕 ◎福祉事務所長仲須賢君) 母子並びに父子、両親のない世帯並びに児童数をお答え申し上げます。まず母子家庭の方では四百三十九世帯の七百二十四人、父子家庭では七十六世帯の百三十人、それから両親のない世帯では十一世帯の十四人、この数字はちょっと古うございますが、五十三年七月現在で調査をいたしました数字になっております。 それから次に弱者に対する対策ということでございますが、現在いろいろ各諸の中で弱い立場に置かれた方がだんだんあるわけでございますが、そういう方々が法制度を知らないために申請をおくれ、その人が給付を受けることができなかったというようなこともいままでだんだんあったわけでございまして、そういうような制度上の周知は今後民生委員並びにあらゆる相談員等に十分ご連絡を申し上げましてそういうことのないようやっていきたい。又役所の中の組織といたしましても老人の福祉にいたしましても児童福祉の施策にいたしましても、それぞれ二つないし三つの課に関連した事項がございますのでそういう問題につきましては、各課がお互いに連絡をしあうとか、又できるものならば一カ所でやれるような方法に今後研究をやっていきたいと、そして給付もれのないように気をつけていきたいとかように考えております。     〔学校教育課長 湯浅 明君登壇〕 ◎学校教育課長(湯浅明君) お答えいたします。学校教育のサイドからお答え申し上げたいと思いますが、PTAの性格は申すまでもなく、児童生徒の健全な成長を図るため、学校と家庭つまり子どもの両親と教師が連係を取り合いまして教育の効果を上げること、又地域の教育環境の改善充実を図ること、そして会員相互の学習活動を自主的に行うことを目的といたしました自主研修成人教育団体でありますが、会の運営がややもすると学校教育関係者にゆだねられる機会も多くなり、所期の目的であります地域の教育環境の改善や充実がやや幅広く解釈されているものではなかろうかと存じております。戦後のPTA発足の時点では教育後援会的な活動が多くありましたのも事実でありますが、いつまでもこのようなあまえに依存することなく進めていかなければならないものだと考えております。 なおPTAの研修費の内容については、十分私は認識しておりません。なお小学校中学校それぞれの各講師の研究団体には市の方より、あるいは県の方より研究の補助金を頂だいしております。以上でございます。     〔十五番 開発外之君登壇〕 ◆十五番(開発外之君) 再問いたします。福祉行政の中で特に児童について絞って質問したわけなんですけれどもいま所長の方からは古い話が五十三年の話が出たわけですけれども、私は児童というのはやはり幼稚園小学校中学校当りに当然対象もこの児童にあてられるものであればここで調べたら一番ようわかるというような観点で、もうすでに五十五年度の調査が出ておるわけなんです。学校の方もただそれが調査であってそれを具体的に教育委員会の方からあなたの方に報告がなかったと思うわけなんですが、しかし先程各地域の民生委員等通じてうんぬんという話がございましたが、もう市のサイドでもすでにこういうふうにきちっとした調査もなされておるわけです。それがあなたの手許にない、又これがあれば先程の周知徹底につきましてもこの方たちにやはり文章等によって受ける受けないは本人の自由でございますが、こういうことがあるということがむしろこの人たちの実態調査がわかれば承服することによって徹底するのではないかとこのように思うわけなんですが、この資料によりますと、後であなたが教育委員会当りで調べていただいたらわかりますが、父子家庭につきましては百四十七名の児童が、あるいは母子家庭については四百三十四名、両親のない方が子供さんが十八人もおるとこのような数字が四月現在で、その後又いまでは変わっておると思いますが、一番新しい所ではこのような数字が出ております。あなたの五十三年からもうすでに二年も経過した中で相当数字も変わっておるのは当然でありますが、特に今回はこの焦点を絞って一つ試みとしてこれに対して又文書等によって送付によって少しでもこの救う周知方をする気があるのかないのか、これを一つ合わせて再度ご答弁願いたいと思います。 又弱者対策完全実施うんぬん、又所見を聞くということでご質問した中で、私は非常に担当課が不勉強だと、又市長の心達っしていないと私はこう思うわけです。毎度私が父子家庭等についても質問しておるわけですが、あなた方の立場ここでこうやって聞いておるわけです。その時の市長の答弁を聞いたならば、当然私はいま、日の目を見てないのはどの点であるだろうか、私は再度父子家庭のこと述べるようですが、もう国をあげてこの父子家庭を注目しておる現在です。それに対して父子家庭の児童数についても全々調査なされてない、このように考えた時に、本当に先程申しましたように、これ非常に言葉きつい言い方でございますが、法の番人に終始し、ただ座っているのでなくして真の福祉行政を実施するためには民生委員その他の善意に任すのでなく課長担当課自ら出むいて、その実態を見た時にこの人達こそ、本当の日の目を見てないこの人達に焦点を合わすという意味におきましては、過去の私の長年の質問に対して市長の答弁から考えても当然それに向かって調査がもう進んでいるのは当然だろうと思う。しかし今だにそれができてないということに対して非常に私は不満に思う。そこで最後に市長にこのような問題に対して各課にはどのような指導なされているのか、一つご答弁を願いたいと思います。 それから本題は父兄負担ということで私はこのPTA会費の問題に触れたのは当然ここでは長年の風習というんですか、それによってこのような予算が組まれているということは現在では需要費等もかなり鳴門市においては予算見た限りでは十分とはいえませんが、現今ではほとんどいけるような状態の中でこのように支出され、又一つ焦点を絞った時に学校教育課長こちらに来られて間がないのでわからないと思うんですが、職員研修費の内容知らんというのはちょっとまだ勉強不足もあれですが、ここで教育長は当然このことは知らんということはないと思う、PTAの会費をもって実際職員が先生が研修にいくことが正しいのか、良いことかその点再度あなたにお聞きしたい、今後のこの点についての対策を一つお聞かせ願いたいと思います。     〔福祉事務所長 仲須 賢君登壇〕 ◎福祉事務所長仲須賢君) 現在の父子家庭の数字でございますが、それぞれ母子父子、父母のない世帯につきましては学校の方で調査をしていることにつきましては福祉事務所の方でも掌握をいたしております。学校の方で一応ご調査を願いましてその人達が制度上のいろいろなものを受給しておるかどうかということにつきましても、再調査をしたことがあるわけでございますが、中には国の方の制度、又市単独の制度からもれておる人も現実にあったわけでございます。 それにつきましてはいち早く申請通知をしていただいておるわけでございますが、現在もなおそういう人達が、あるならばもう一回再調査をいたしまして、そういう制度上のいろいろな施策を周知をいたしまして受給資格のある方に対しましては支給をし受給していただくというふうな方法を取ってみたいとかように考えております。 それから父子家庭の調査でございますが、現在母子福祉法等につきましては国・県の制度があるわけでございまして父子世帯に対する施策といたしまして鳴門市単独で行っておりますところの母子家庭の児童、入進学の激励会、それから中学を卒業して就職される方の激励費、それから高等学校へ入学された方々に対する就学補助金の交付、この三つのものにつきましては父子家庭の方も母子家庭に準じて現在交付をいたしております。 それで先程お話がありましたように父子家庭の調査につきましては現在福祉事務所で行っておりません。小学校の方、又中学校幼稚園等でそれぞれ入学される児童に対しまして学校の方からそういう該当者がある場合には現在鳴門市で執行しておりますところの先程申しました三つの受給される該当者その方だけにつきましては学校の方からご報告をしていただいておりますが、それらの受給されない方、何も受けることができない方、その方に対しましては現在私の方では調査いたしておりませんけれども、教育委員会の方でだいたいの数字は把握をしております。以上でございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。いまお聞きのように福祉事務所の方では係りが一生懸命に実態調査をやっておるわけですが、できるだけ完全実施ができますように今後とも指導していきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) PTAの中に含まれておる職員研修費の内訳でありますが、その前に職員が教職員が出張する場合には小学校では一人当り三万九千円、中学校は一人当り四万二千円の県費が県費旅費がきております。それでそれらのお金をもってすれば、だいたい職員の研修旅費はまかなえるような感じがいたします。先程からご指摘の研修の内容を見ますと、図書でない冊子類の購入、研究会にいた時に参考の冊子それを購入した場合にちょっと公費で落としにくいというような点からか、PTAの経費に援助をあおいでおる例がありました。なおその費目を見せてもらっておりますと、各種研究会の負担金それが多く含まれておるようであります。だいたいある学校の例を取ってみますと、十三万円位負担金があります。その負担金をある山間部の町村等では、町村で計上しておるようでありますが、やはりそういう補助金等の規制や節減ということの言われておる現在、これは自主的に考えなければならないという線を堅守しておりますので、そういう点をPTAにご援助お願いしておるというようなのが実情でなかろうかと思いますが、この点につきましても何か、やはり勉強することが教員の資質の向上にもつながりますし、又学校の教育の上にも還元せられることでもありますので」全額PTAにご負担願うというのでなしに、何か良い方法を考えるように折があったら学校長やP連の役員さん方と話合をしてみたいと思います。以上でございます。     〔十五番 開発外之君登壇〕 ◆十五番(開発外之君) 再問いたします。先程市長の答弁得たわけなんですが、一生懸命調査しておると、しかし福祉事務所長父子家庭に対してはまだそこまで調査していないのが実情と、このようにはっきり言っておるわけです。私の市長に答弁求めたのは、あなたは過去私の父子家庭に対する国の法律に基づくというのは、すでに憲法違反的な父子家庭の平等を欠いているその点についてルル再度にわたって質問した中で市長は一つそのことに対しては前向きに考えて検討していくと、こういう言葉で私は今議会に調査費等位調査費等、等が組まれると、このように期待しておったわけです。しかしそれは当然市長の決断により当初ひっぱり出すこともできるわけなんですが、本当に父子家庭に対する市長の先程の答弁ではちょっと福祉事務所では父子家庭はただ今までの現状の中で母子家庭と同様に扱かっているものもあるということであって、私の過去の質問は理解していただいておると思いますが、再度いう必要はございませんが、あまりにも母子家庭に対する差がひどいと、全国的にもこの点に対しては認識をあらたにされて各都市でも調査費あるいは介護人父子家庭介護人制度等着々と前向きの施策がなされつつある。そこで市長にはどのように私は先の答弁では、当然今の三課当りが特に民生課当りがこの点について前向きの調査も出ているとこう思っていたが、民生課長はずばり名前言われんので答弁出てこないんですが、民生課だったらひょっとしたら調査しとるかもわからんと思うんですが、市長この点について再度父子家庭に対する今後のあれを一つお聞かせ願いたいと思います。 それから先程教育長の答弁でああこの答弁であったら当然この私の言っている学校援助費という中の需要費あるいは研修費は永久に続いていくなあとこういう感じを受けたんです。というのは現状これあなたは正直におっしゃってくれたわけなんですが、どこの世界にですね、自分の知識向上のための研修費を補助してくれる所がありますか、お互いに皆んな自分達の力で自分の金で研修もし、自分の知識向上を図っていく、これが現状です。ところが学校の先生に限ってはこのような特典が認められておる、教育長自体も多少はそういうところがあるというように今いうお話がありましたが、これは旅費補助であり、そういう冊子教材も補助金としてこれは実際は使っておるわけなんです。 それと今一つあなたはどのような間違いされたのか、負担金うんぬんそういうような会の負担金というちょっと話出ましたが、負担金は負担金で諸経費の中に負担金という項目の中で計上されておるわけなんです。何も学校教育援助費の三番目の教員研修費の中からその負担金出しておるわけです。これはこれで又別枠を組んでおるわけです。ということで再度ですねえ、あなたの考えは変わらないのか、多少してもやむをえない子どもがそれによって良くなるためだと、これは今までの先生の考え方、教育長もやはりあくまでもその方針をつらぬかれるのか、私は先程いいましたように生活補助あるいは準保護家庭、そういう苦しい生活の中からでも子どものためにといって出しておる、その浄財をですねえ、そのように使われていいのだろうか、このように思います。なおかつ市の方でもかなり需要費につきましても、他都市に勝るとも劣らないだけの経費はやはり市長の英断によって組まれているということを私は予算書を見ても明らかにわかるわけなんです。あえて需要費についても援助しなければならない現状とは私は受けとれない。学校によりましては例えば需要費の中のガラス代が大きいけん建築の関係でかなり市の方から足らないということはここにはケースバイケースであると思います。全体としてはこのような話は筋が通らないと思うんですが、再度教育長の所見を答弁願いたいと思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。父子家庭実態調査につきまして、もっとはっきりその実態を調査するように私の方から指導いたしたいと思います。ご理解いただきたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) お答えいたします。PTAのお金を大切に使わなければいけないということは、よくわかっております。それで役員さんや又会計における監査等もあるかと思いますが、先程来の研修費を見ておりますと、そういうふうな冊子類とか、そういう物に支出せられておるのが現状でありました。細かい点は各学校によってばらばらであってつまびらかにしておりませんが、十分公正に経理をするようにPTAの役員の方や学校でこれに関係しておる者に指導していきたいと思います。     〔十五番 開発外之君登壇〕 ◆十五番(開発外之君) 後先きになりますが、教育行政についての父兄負担につきましては、まだまだこれどうも、かみ合いませんので、私も担当委員でございますので、委員会においてもっと深くこの点について教育長と討論していきたいとこのように思いますので、この質問に対しては質問を打ち切ります。 しかし教育長におきましては、今一度よく調査して委員会にはよくその点調査した結果で一つお話合い、討論願いたいと思います。どうもあなたの調査は私のと全然違います。それは先生、校長当たりに聞いての話、私は先程も申しましたようにPTAは十七年間、私は役員しておりました。内容結の結までわかっておるわけです、どんな詭弁使おうとも現実は先生の研修費というのは完全に先生自体が使う経費であると、これだけははっきりしておりますので再度よく調査して下さい。その結果で又委員会でお話したいと思います。 又福祉行政について市長よりよく父子家庭については調査すると、私はもう調査されておると思ったが、再度市長そういうことでございましたのでその調査の結果、私の言わんとする法のもとで平等を掲げている父子家庭に、明るい火が照らされるよう要望希望しこの質問は以上をもって終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(遠藤将弘君) 次に、 一、教育行政について 二、福祉行政について 三、環境行政について             二十二番 松本 聖君     〔二十二番 松本 聖君登壇〕 ◆二十二番(松本聖君) 一般質問を行いたいと思います。ただ今議長から読み上げられました三つの問題につきまして順次質問をいたしたいと思います。理事者の明確な答弁を求める次第でございます。 まず教育行政の問題についてでございますが、過日七月だったと思うのでございますが、市立工業高校のある学校行事の中で自衛隊の宣伝コーナーを設置してやられたと、そう聞き及んでおるわけでございますが、その主旨とか内容、これを受け入れた学校や教育委員会の理由目的をお聞かせ願いたい。答弁によりまして再問をいたします。 次に福祉行政の問題についてでございます。この福祉行政の問題につきましては前段の開発議員の質問とも一部重複する点があろうかと思いますが、私は私の立場から質問をいたしたいと思いますので、親切丁寧な答弁を求める次第でございます。私は福祉非常に広い分野でございますが、その中で身体障害者対策につきまして、お伺いをしたいと思います。 ご案内の通り来年は国際障害者年ということで、いろいろと施策が掲げられております。この問題とも関連いたしまして私は三点ばかり市長及び関係課長にお伺いをいたします。まず第一番に身体障害者の就職就労対策ということについてでありますが、市長もご存知と思いますが、身体障害者雇用促進法というのがございます。又現在、身障者の雇用促進の強調月間ということも言われておるわけでございますが、身体障害者雇用促進法においては事業主の責務ということで社会連帯の理念に基づきまして進んで身体障害者の受け入れに努めるということが規定されておりますし、又国や地方公共団体の責務といたしまして事業種その他一般国民の理解を高めるために必要な援助等指導等をしなければならないというふうなこと、又第四章においては雇用義務ということで雇用者の被雇用者の中で身障者を普通一・九パーセント以上の身障者を雇用しなければならないというふうなことが期制されておるわけでございますが、鳴門市の実態はどうなっておるのかというふうなことで調査いたしますと、鳴門市の場合は、法に定められた基準すれすれと申しますか、現実に言えば法の期制よりは少ない、一・七六パーセントの身障者を雇用しておるというふうなデーターをいただいておるわけでございますが、こういうふうな問題につきまして身体障害者年というふうなことで身障者に対する施策を推進、特にいろいろな身体的ハンデーのために、就職しにくいというふうなことであるわけでございますから、法の定められた切り切りまで雇とておればいいわというんじゃなしにやはりそれ以上に身障者に対しては手厚い就労の面においても施策が必要でないかというふうに思うのでございますが、鳴門市としてはこういうふうなことに関して市長はどういうふうな考えをもっておられるかということをまず一番に答弁を求める次第でございます。 二番目の身障者に対する質問でございますが、最近公共施設文化センターとか、文化会館その他いろいろな施設には身障者用の施設が設置されてきつつございます。それは非常に結構なことだと思うのでございますが、鳴門市のこの本庁舎におきましては例えば車椅子を利用しなければ歩行ができないというふうな人は一階止まりで二階の市民課当りへ行こうと思っても自力ではいけないというふうな現状でございますが、こういうふうなことでは身障者に対する施策が非常に冷淡だと言われても仕方がないと思うのでございますが、幸い市長の先見性か何か知りませんが、鳴門市の本庁舎の場合は少し施設を改良すると二階までは身障者の方でも来れるような市民会館の前にあるあの陸橋か何か知りませんが、あれを改良してスロープを造れば身障者の方でも二階位までは三階までは無理でございますが、二階までは自分の力で来られるような改良ができるというふうに私は思うのでございますが、そういうふうなことについて市長は改善する気持ちがあるかないかご答弁を求めます。 三番目の問題、身障者に対する三番目の問題でございますが、身障者が人間として鳴門の市民として平等に幸せな生活が送れるようにするための来年度の国際障害者年というふうな設定もされておるわけでございますが、これに向けての総合的な施策を是非取り組む必要があると思うのでございますが、その考え方をお聞かせ願いたいと思うのでございます。 次に環境行政の問題についてでございますが、開発規制と申しますか、乱開発防止対策についてでございます。市長及び関係課長の答弁を求める次第でございます。本日の朝日新聞にも偶然私の質問する日にそういう何が載っておりましたが、開発が途中で暗礁に乗り上げて、そのままの状態でほおってあるという例のベラビスタ マリーナの問題が大きく取り上げられておったわけでございますが、市長にお伺いしたいのでございますが、鳴門町の八木の鼻を越えたすぐの所の海岸の問題でございますが、粗雑な埋め立て工事によりましてこれが波に打たれ、護岸が崩れて埋め立てに使ってありますところの山土が海に流れ出していっておる。そういう状態はご承知と思います。そういうようなことがこれからなお大きくなるのでないかというふうに心配するわけでございますが、そうなりますと、鳴門市の有力な産業でございますワカメの養殖等に濁りによりまして大きな波害を与えるのでないかという心配が関係者から出されております。又そういう産業上の問題だけじゃなしに、あの地域は国立公園地域でありまして、鳴門市にとっては言うなれば観光鳴門の見せ場の一つというふうにいえようかと思います。市外特に県外の人達から会ったらよく言われるのでございますが、「あのきれかった海岸線がどうしてあんなことさしたんですか」聞かれるわけでございます。「鳴門市の顔に泥を塗ったようなことになっとるんでないんですか」、そう私に何人もの人から言われたことがございますが、あの問題の経緯についてこの際今後のためにも是非真相を明らかにしていただく必要があると思うのでありますが、聞く所によりますと、某団体が地元住民や鳴門市の意志を無視して一個人の利益のために環境庁に直接言い方が悪いのでございますが、圧力をかけて開発の許可を取ったそうでございます。あの破壊された見苦しい海岸の実態を踏まえて今までのその経緯と今後の対策につきまして鳴門市としての対策につきまして、市長の答弁を求める次第でございます。以上答弁によりまして再問いたしたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕
    ◎教育長(佐賀弘君) 市立工業高校であった自衛隊コーナーのもようしについてご説明させていただきます。これは自衛隊の協力団体の発刊かと思いますが、朝雲という新聞に載っておりますが、その記事を読ましていただきますと、工業高校のPTA総会というようなことがありますが、これは若干違うようであります。卒業生の進路指導の部会というようにご理解願ったらと思います。それから学校の要請でという言葉が出ておりますが、何回か係りの方が今まで市立工業高校の生徒さんが何名かきてくれた。非常に成績が良いので今年もよろしく頼みますと生徒に説明したいんだがということであったけれども、たまたま七月の七日に進路指導の部会を設定しておるのでその機会を利用せられたらご父兄もたくさん集まっておるだろうというような判断から、その日を選んだようでありまして、学校から要請したという言葉は若干違うようであります。それから初めての試みということでありますが、今までにすでに何回か卒業生がこういうふうな募集に応じて自衛隊関係で勉強して特殊な技術、最近言われております専修学校的な技術を身につけて終了した時にはその技術を生かして他の職場で非常ないい腕前を発揮しておるようであります。そういうことでありましてその日の十時から体育館で進路指導の父兄懇談会を開いたようであります。それで七十八名位ご父兄がお集まりになったようであります。そしてそこでその前の約束もありましたので、体育館の後の方へ卓球台のやや古いのに椅子を構えて、そこで必要な懇談をして下さいということで、席を便宜を与えてあげたそうでありますが、目撃しておりますと、七名位がその相談いわゆる募集相談に行ったようであります。 なおその時に婦人の自衛官の方が制服でおいでとった。それはやはり募集業務を和やかなムードにする意味で、今日はこういう人に来てもらったんですというようなことが事前に係長から学校長に言われたようであります。そういう報告を受けておりますが、これは最近受けた報告でありまして、それをする前に事前的な協議というものを受けておりませんが、この朝雲という記事に載っておるのとは若干趣の違うような感じをいたしております。それでまあどこまでも進路指導の一環として体育館の一部にその場所を提供したというのが本当かと思います。以上でございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。身体障害者の雇用促進の問題でございますが、お話のように鳴門市におきましても法で決められた程度のものは雇用いたしておりますが、機会あればできるだけそういう道を開いていきたいというふうに考えておるのでございます。ただ鳴門市で光栄産業という身体障害者自らが造った仏壇工場があるんでございますが、これは私の方でかなり面倒見まして今非常に成功してうまくいっているんですが、身体障害者が本当にやる気になったら、ああいうふうにできるものだということは私もよくわかったのですが、身体障害者も人の援助を求めるというんじゃなくして自らできるだけ仕事をするという方向に努力するよう指導もいたしたい。そして又体も残された機能があるんだから、これをできるだけ引っ張り出して、その完全な身体の持ち主と同じような仕事ができるように、私もそういう機会をつくっていきたいもんだと思うのでございます。雇用促進の体育館を造りましたのも、そういうその目的があって現在体育館を造っている、できあがっておるんですが、体育大会をつくったり、やってみたりいろいろと方法があり、体を鍛えるということ、そして自ら立ち上がるようにできるだけ指導するということは私はそれが必要だと思うのでございます。庁舎の改築につきまして改造ですが、改造につきましては、まだ考えておりませんが、私の所へ陳情に参りますと、私が下まで降りて行って、そして下の和室の方でいろいろ話をいたしておるのが今までのいき方でございますが、庁舎の改造ということについては、これから一つ検討してみたいと思っております。今申しあげましたように身体障害者ができるだけ普通の成人とあるいはそれ以上の生活ができるように今後も指導していきたいというふうに考えております。 それから環境行政の問題でございますが、八木の鼻の所の埋め立て地、実はこの埋め立てに対しまして、私もその絶対反対であるという意見は述べておいたんですがどういういきさつか、あすこに開発許可がおりまして、リゾートホテルとかいうホテルを建てる計画になったわけでございます。しかしその後財政的な事情もあったのだろうと思いますが、工事をされないで現在ああいう埋め立てができておりますが、それが台風で非常にひっくり返りそうな状態になっておるのでございます。非常に見苦しい状態でございますが、この問題につきましては、私の方でも一応調査はいたしております。ここであんまり詳しく述べるのはちょっと述べにくいのでございますが、今競売にかかっておるということは聞いておるのでございます。これに対する対策につきまして私は私なりに考えていきたいと思っておるのでございます。一つこの程度でご理解いただきたいもんだと思います。私も心配いたしております。 ○議長(遠藤将弘君) 小休いたします。     午後二時二十五分 休 憩     午後二時三十七分 開 議 ○議長(遠藤将弘君) 再開いたします。     〔農林水産課長 三島利克君登壇〕 ◎農林水産課長(三島利克君) お答え申し上げます。 八木の鼻のもとい鳴門の大毛海岸の埋め立て地による土砂の流出によるワカメの養殖に関係がないかどうかというようなご質問であったと思いますが、現在のところまだ養殖ワカメに対する被害の状況は出ておりませんしそういうお話もないわけでございますけれども、あの埋め立て地の土砂が一挙に海に流出するというような事態になりますと、そういった面につきましての影響があるんじやないかというふうなことでわれわれも共に心配をいたしております。以上でございます。     〔二十二番 松本 聖君登壇〕 ◆二十二番(松本聖君) 再問をいたします。どうも私の質問の前回もそうでございましたが、いつも小休がありまして、何かこう途中で水が入って質問者の立場からすると、非常に質問がしにくい、このことにつきましては、議長にも要望いたしたいと思いますが、そういうことのないように、今日の場合は欠席されておる課長の名前は、開会前に開会時に読み上げられておったと思うんですが、質問してすぐ答弁できるような体勢に是非しておいていただきたいというふうにまず最初に要望いたしまして再問いたしたいと思います。 市工での自衛隊の宣伝の件につきまして再問いたしたいと思います。このことに教育長の答弁によりますと、なんかこう学校及び教育委員会がその責任を他に転嫁いたしまして逃げておると、そういうふうな印象を私は教育長の答弁を聞いて率直に感じたわけでございますが、いろいろPTAとか卒業生とかいうふうなところにその責任の所在をもっていっておるように私は感じたんですが、そういうふうに理解したんですが、市工の施設の中でやったということについては間違いない事実でございますし、又もう一つ問題と思いますのは、そういうことを教育委員会には何の相談もなしにそういうことをやったということでございます。この点につきまして教育委員会と市工との連絡、日常の連絡状態はどうなっておるのかというふうな点について疑問を感ずるわけでございます。その点につきまして再度お伺いをいたしたいと思います。なぜ私がこういうことを市工における自衛隊のこういう宣伝の問題を取り上げるかということでございますが、こういうことは県下の他の高校にもほとんど例がないような気がするわけでございます。再度ご答弁を願いたいと思います。 次に身体障害者の問題につきまして再問をいたしたいと思いますが、先程の市長の答弁非常に抽象的で誠意がある答弁とは受け取れないわけでございます。具体的に私が申し上げました三点にわたって具体的に質問したわけでございますが、市長は鳴門市が身体障害者の団体の身体障害者の方々が工場をやっておるのに一定の援助を与えたというふうなことだけで満足されておるような気がするわけでございますが、そういうふうなこと私は聞いたわけじゃなしに来年は身体障害者年というふうなことで国際的にも国内においてもそういう身体障害者に対する遅れておる施策について前向きに取り組もうというふうにしておる時期であるわけでございますが、そういうふうなことを踏まえて私は質問をさしていただいておるわけでございます。もう少し誠意のある答弁をもう一度していただきたいというふうに思うわけでございます。 次に環境行政の問題について再問をいたしたいと思います。この問題につきましても市長はなんか奥歯に物のはさまったような答弁で、ここでは言えんというふうなことでございますが、私はそういうふうなことでは今後のためにもどうしても納得がいきかねるわけでございます。こういうあやまちを二度と繰り返さないためにも今までのいきさつ市長及び地元住民が一致して反対の陳情を出したと、それを無視して環境庁が許可を与えたと、その結果がこういうふうなことになっておるというふうなこと先程私が申し上げたわけでございますが、そういうふうなことを鳴門市のかけがえのない美しい海岸美を国立公園に指定されておる、その鳴門市の顔に傷をつけるようなことをしておるというふうなことを非常に憂えまして私はそういうことが二度と起こらないようにするために過去のいきさつを是非この場におきまして、あらいざらいお聞かせ願って、そこから教訓を見つけ出して鳴門市の自然を環境美を保護していくそういうふうな立場から質問をいたしておるわけでございます。あの破壊行為が鳴門市に責任があるというふうな立場から言っておるのではないという点は誤解なさらないようにもう一度この問題につきましても答弁を願いたいと思うのでございます。 それとワカメの養殖に対しての被害が予想されるか、どうかという質問でございますが、今のところは被害がないというのは、そういうこと聞かなくても、今あすこでワカメ養殖してないわけですから、わかっておる話でございまして来年度のワカメの養殖期ももうすでにそこへきておるわけでございますが、そういうふうな心配しておるというふうなことでなしに具体的に心配ならばどういうふうな対策をたてないかんかということも当然出てこようかと思うのでございますが、ただ心配しておるというふうなことだけでは答弁にならないというふうに思うのでございます。以上答弁により再問いたします。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) お答えします。その前にこの前出てきた時にお答えしました七十八名程と言った数字を百二十名程集まっておったというようにご訂正をお願いします。それからこの記事をある方がご覧になって九月の三日に学校長さんに対してこういう記事が載っとんじゃがどんなんですかという話があったらしい、それでその後学校長も配慮が足りなかったというようなことで九月の二十日頃私の耳にはめまして、やはりその時に学校長が言われるのにやっぱり後で考えたら配慮が足りなかったように思いますということでありました。そういう時には、できるだけよくその九月三日にある方が問い合わせがあったように、ある一つの側にだけ便宜を図ったような印象を与えるのはよくないからその日はどこまでも進路指導主事と学年担任との懇談だというようなことであるからそういう主旨にそった会合であったらよかったのになあということの注意はしておきました。将来このことを教訓にしましてこれらの催しにつきましては学校長さんから事前の相談も受け、私の方も気付いた点を注意して十分配慮していきたいと思います。以上でございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。だいたい先刻お答えしたつもりでおるんですが、もう一度繰り返してお答えいたします。来年は国際身障者年でありますが、鳴門市としましてできるだけ就職の機会を与えたいという気持ちでおります。 それから身体障害者の方々が庁舎を利用する為の庁舎の改造につきましてはこれはよく研究してみたいと思っております。 それから来年の具体的な施策でございますが、まだ十分固まったわけじゃございませんが、身体障害者が利用される集会所なんかも実は考えておるのでございます。できるだけ不自由な方が利用できるようにこれからも、考慮していきたいというふうに思っております。 それから環境衛生の問題でございますが、私はあの大毛島の砂浜に物を造ることはこれは反対なんでございますが、まあしかしああして埋立てやっておりますので、何とかこの埋立てを有効に使えるようにこれからも指導していきたいと思っております。あの埋立てについては、私もかなり強行に反対したんですけれども、何か前に認可を受けたいきさつがあるんだというようなことで、又環境庁が許可したらしいんでございます。しかし時代も変わっておるんだから許可してくれなければよかったと思いますけれども、許可した以上仕方がないし、ああいうぶざまなかっこうでいつまでも捨てて置かないで、何とかあれを活用して美化していきたいというふうなことは考えておりますので一つご理解いただきたいと思います。以上でございます。     〔農林水産課長 三島 利克君登壇〕 ◎農林水産課長(三島利克君) ワカメの養殖の問題でございますけれども、現在まではまだそういった直接の被害はなかったというふうなことでございますけれども、関係漁業組合もかなり心配をいたしておりますし、いたしますので漁業サイドからも県に要請をいたしまして県を通じて施行者に万全の策を取っていただくよう要請をいたしたいと思っております。     〔二十二番 松本 聖君登壇〕 ◆二十二番(松本聖君) 再問をいたします。教育行政の問題から再問をいたしたいと思います。ただ今教育長より学校長からだれか知りませんが、私と同じような考え方の人かどうか知りませんが、その人の質問に対して配慮が足りなかったと申しますか、問題指摘されるようなことについて反省の弁というようなことがあったような答弁を聞いたわけでございますが、そういうふうなことを九月の二十日になって教育長が耳にしたというふうなことではやはり教育長にいたしましてもちょっと職務の上から言えばちょっとうっかりしておるのではないかというふうに指摘せざるを得ないわけでございますが、自衛隊の問題につきましてはいろいろと賛成の方もおり反対の方も現実に鳴門市内にもおりますが、私は学校教育の場においてそういうふうなことが持ち込まれるというのにつきましては断固として反対せざるを得ないし、今の日本の憲法や教育基本法、学校教育法の立場に立って考えてみましても学校教育、学校でのそういうふうな、就職も就職斡旋も学校教育の一環でございます。そういうふうな中にことさらに自衛隊へいくことを学校当局が奨励すると結果的にはそうなるわけでございますが、そういうふうな教育行政をやられておるということに対しては厳しく指摘を批判をしたいわけでございます。今後こういうことの絶対ないように強く要望を入れておきたいと思うのでございます。 次に福祉行政の問題につきまして市長から最初の答弁と同じような答弁であったわけでございますが、私はもう少し総合的な施策が鳴門市において考えられておるのか、いつも総ての市民が幸せで明るい住みよい鳴門市を作るというふうな市長の市政に対する基本スローガンをよく聞くわけでございますが、そういうふうな観念から考えましてどうしても身体障害者の場合はそこから取り残されるというハンディをもっておるということは説明せずともご理解いただけると思いまして聞いたわけでございますが、そういうふうな観点から総合的な来年度に向けての施策が考えられておるのか、ひそかにそのことを期待して質問したわけでございますが、そういうことについてはないみたいなことでございますが、市長においてはまだそこまでないかと思いますが、各関係課においてはそういうことが来年度の予算についての準備作業も、そろそろ始められる時と思いますが、民生課とか、福祉事務所等々においてそういうふうなことについての何か対応策がありましたならば、この際お聞かせ願いたいと思うのでございます。 それとこれは市の直接行政ではございませんけれども、やはり市民の立場というふうなことについて立場から、鳴門市民に責任を負うという市長の立場について県の行政の方とも非常に大きな関係があろうかと思いますが、市長の立場から答弁をしていただきたいと思うのでございます。身障者の雇用促進というふうなこと、先程申しあげましたが、こういうふうなことについて考えてみます時に鳴門市内の企業に対して身障者の雇用促進方を、市の最高責任者として市長から要望されるということはやって当然だと、やらなければならないというふうに、私は思うのでございますが、こういうふうなことにつきまして市内の各企業に対して申し入れをされたことがあるのかないのか。又市内の企業が身障者の雇用基準に達しておるかどうかということにつきましても把握されておりますかどうか、この際関連しておりますので、わかっておる範囲内でご答弁を願いたいと思うのでございます。 次に環境行政の問題でございますが、私はこういうふうなことを二度と起こさないというふうなことが、本当に自然環境というのは、いったん破壊してしまいますと取りかえしがつかない、なかなかもとに復元さすことはできないということはもう説明するまでもないのでございますが、そういうふうなことが応々にしてそういう過ちを冒しておるわけでございます。自然公園法とか県には土地利用指導要綱、その他いろいろ規制をするための法律も整備されまして、あるわけでございますが、実際はそれを実施する場合に地元の意見を聞くというふうなことに一応はなっております。そういうふうなことであるならば私は最低市長にはこのことを是非やる気があるかないかをこの場においてお伺いしておきたいのでございますが、今後こういう開発を行う場合には、そのやろうとする会社なり個人なりがそれを完成さすことができるかどうかというふうなこと等も、例えば県の指導要綱等にはそういうことを全部指摘されておるわけでございますが、そういうふうなことについて一番実情知っておるのは地元の市長でなかろうかと思うのでございます。そういうふうな点についても地元の市長の意志を尊重せいというふうなことをこの際各関係当局に対して厳しく要望を意見書なり要望書をあげる意志があるかどうか、このことにつきまして市長の答弁をいただきたいと思うのでございます。 養殖ワカメの来年度における濁りによる、もし濁りが予想されるその対策につきましてはそういうことの起こらないように業者に県を通じて施行者に対して申し入れをするというふうなことでございますが、そのことを余りにも実情知っておってぼけた答弁をしておるのか、本当に知らないのかというふうな点について疑問を感ずるわけでございますが、農水課長には市長からそういう事情聞いていないのか、関係者がそういう対策をたてられるのならば私はここで質問する必要もないわけでございますが、そういうことがないからこそ、心配しておるわけなんで、その当たり特に注意を促しておきたい。厳しくその点を要望しておきたいと思うのでございます。もう少し実情を十分知った答弁をしていただきたい。それ以上聞くに及ばないというふうに思うわけでございます。農水課長に対する答弁はいただきません。     〔福祉事務所長 仲須 賢君登壇〕 ◎福祉事務所長仲須賢君) 来年度の国際障害者年の事業の推進にあたりましては、現在国の方では内閣総理大臣官房の中に国際障害者年事業推進本部というものを設置せられまして国の方でいろいろな基本的な計画を策定をされております。その基本計画に基づきまして徳島県におきましては徳島県心身障害者対策基本計画というものがつくられまして、それのいろいろな詳細なことにつきましては近い内に各市並びに県下の福祉事務所長の会議がございましてそれの実施についていろいろ計画の説明があるように聞いております。 それらの内容につきましてはまだ十分わかりませんけれども、私達が日頃身体障害者福祉法の中でいろいろ義務付けられております。又法律化されております身体障害者の啓発、周知事業とか又、現在の厚生援護施設のそういう整備、強化とか、又先程お話がございました身体障害者の雇用対策、雇用率の増進とか、又それぞれの環境改善、特に公共施設とか、道路等の施設の改善それら身体障害者ここの家庭における生活関係、それら総合的な問題は現在の身体障害者福祉法に定められておるわけでございますが、それらをなお来年度は特に強調実施するようなことじゃなかろうかと思うわけでございますけれども、いずれ県の方でそういう基本的な策定要綱ができましたならば、それに基づいて鳴門市におきましてもその事業に実施をしていきたいとかように考えております。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。市内の企業に対しまして身体障害者できるだけ雇用をいたしましょうという呼びかけはいたしたいと思っております。どれ位雇うておるかという実態については調査いたしておりません。 それから環境行政の問題ですが、要望書を出すということは考えておりませんが、機会あるごとに地元の意見を尊重せよということはよく話はしておるんですが、なお今後もそういう要望をいたしたいと考えております。 例えば採石の問題にしましても、あるいは砂の採取の問題にしましても地元の意見を聞けと、地元の意見を尊重せいということは県の方に向かってもよく話をしておるのでございますが、書類の提出は考えておりませんけれども、要望は続けてやっていきたいと思っております。以上でございます。     〔二十二番 松本 聖君登壇〕 ◆二十二番(松本聖君) 私の質問はこの機会にこの回で終わりたいと思うわけでございますが、ただ今教育行政の問題につきましては先程要望いたしましたので答弁がなかったわけでございますが、自民党の鈴木内閣になりましてから非常に新聞等でも報道されておりますように政治が右へ向いて右傾化と申しますか、そういうことがよく言われております。外国の新聞社の報道によりますと、日本の侍が又刀をとぎだしたとそういうような表現がされるような点で我々は平和を愛する国民の一人として非常にそのことについて疑義感をもつと申しますか、二度と再び戦前の第二次大戦のようなこと軍国主義の方向へ日本をもっていってはいけないというふうに思うわけでございます。そういうふうないろいろな立場から、自衛隊の宣伝だとかいうふうなことが教育の場に持ち込まれるというふうなことに対しては教育委員会においても今後冷静な態度でそういうことがないように対処していただきたいということは再度要望を付しておきたいと思います。 次に福祉行政の問題につきましては、市長及び福祉事務所長からルルご説明があったわけでございますが、非常に満足するような答弁が得られなかったわけでございますけれども一部身障者の集会所造るだとか、県の方針を受けて鳴門市でも遅ればせながら対処していく、来年の国際障害者年に向けての対応についても取り組んでいきたいというふうな答弁であったわけでございますが、積極的にこの点につきましても取り組んでいただきたいと強く要望付しておきたいと思うのでございます。 最後の環境行政の乱開発防止の問題につきましてでございますが、市長は上級と申しますか、国とか県に対して文章でそういう申し入れはどうもと口で口頭で言うんだというふうな答弁でありましたが、そういうふうな弱腰ではやはり鳴門市の市長として掛け替えのない鳴門市の自然を守っていくんだというような決意の程が弱いのではないか、私はそういうふうに思います。 先祖から受け継いだこの美しい鳴門の自然をどんなことがあっても市民の先頭に立って守っていくんだというふうな決意にたって意見書や要望書位出すのはあたり前のことだというふうに私は思うわけでございますが、その点につきましても市長の毅然たる態度、強く要望を申しあげて私の全質問を打ち切りたいと思います。 ○議長(遠藤将弘君) 小休いたします。     午後 三時  六分 休 憩     午後 三時 三十分 開 議 ○副議長(芝野彰君) 再開いたします。 一、教育行政について 二、幼児問題について 三、建設行政について             十六番 平松章生君     〔十六番 平松章生君登壇〕 ◆十六番(平松章生君) 久々の質問でございます。第一の教育行政の給食問題でございますが、日は忘れましたが、かなり前と思うんですが、アメリカの報道といたしまして最近非常に朝、朝食を食べてこない学童が増えておると、この対策が問題になっておるということを聞いたんでございますが、総て学校給食においてもそうですが、流行もそうですが、アメリカのそういう傾向が必ずや日本に波及してくるということは十分考えられると思いまして注意しておったんですが、ある学校市内の校長と対談中にもそういう話をしておりますと、この頃子供が教室でざわざわと学校の先生の言うことを聞かずにうろうろしておる、その内容はいろいろありますけれども、呼んで注意をしましたら、おなかがへってしようがないんだと、朝ご飯を食べて来ていないんだとこういう話が、度々ある、そういうことを聞きまして我々の過去の生活をふり返りますと、現在のような生活困窮に対する生活保護がない時代においてはおなかがへった子供があった。それはやむを得ない事情であったけれども、そういう社会的に救済される現在において、この学童に朝ご飯を食べさせていない家庭が続々と増えつつある、これは職業が夜型の職業とかみあわせましてこの鳴門においても都市型の生活が進むにつれ、かつ又今の父兄の意識の変革がそういうことになってきたんでなかろうかとこういうふうに私は考える者でございます。これについては学校教育委員会にいたしましても内容よく調査して欲しい。 過去において米飯給食うんぬんの論議がこの議場でなされましたが、本当に親という者が子供を養育する責任感というものの欠如というものを嘆く一人でございます。その数字をこの際知らせていただきたい。 第二の幼児問題でございますが、総括質問でもある議員からあったんですが、新しい保育所ができるということの内容が出ておりましたが、現在の保育所の先生方、又私立では経営者、又幼稚園それぞれ幼児の数が暫減しておるということで不安になっております。そういう時代にどのように対処をしていかれるか、と申しますのは人間形成は人間の頭脳はまる三才で完成される。頭脳の細胞の完成は三才である、そういうことから幼児の環境というものがそういう不安な人達の心理がもし影響するならば、これは大へんなものである、やはり安心して仕事ができるような方法を今、共に語らって対処していかなければならないのでないかとこういうことから、こういう題をつけた次第でございます。この問題については数の見通し、これを関係者のご答弁をわずらわしたい。 それから建設行政でございますが、鳴門市の都市計画は進んで参りまして、一つの大きな課題でございます南浜黒崎線の完成が徐々でありますけれども、できつつありますが、これが完成するということは私は鳴門市の区画整理の大半が成功したというふうに考えられるのでございます。これの見通しと共にそれから南へ道路ができましてそこへ付設するところのポンプ場への状態、これを一つご説明を見通しを願いたい。共に一番ネックになりますのは国鉄の鳴門線がそれに交差しております、これをどのように国鉄と折衝を重ねていかなければならないかということは非常に困難なことはよく承知しておりますが、踏み切りの拡幅、恐らく岡崎大代線の鳴門市の東西を走る大動脈のあれと国鉄とが平行しておりまして、十一号線からあすこまでの北までの間が非常に短いということから非常に輻輳するのではないかということで、この国道から今の兼松のところまでの現在の幅員を動かすことなく四車線の歩道を広げて四車線にしなければ渋滞を来たすんでないかというふうに思うんですが、こういう都市計画というものは二十何年前の計画そのものの実施でございますが、あの線はそういう状態でございますが、将来のためにも今着工される前に基本的な態度を決めていただきたい。国鉄を上げて高架にするか、鳴門線は非常に赤字でこれを廃止するという国鉄の方法もあるというふうに聞きますが、現在はかなりの線を保っておりますけれども、国鉄対策をどうするか、なぜ国鉄を高架にお願いするということは存続という考え方で申しあげるのであって、もし、いや今大鳴門橋の架橋の下部に新幹線の構想を付けるということでスペースをあけ、狭軌の在来線を通すという方向で着工されておると聞いておりますが、淡路又、国際空港に対する朝鮮の乗り入れということも考えられるのでないかということで、あの小鳴門橋を小鳴門海狭を通加するにはかなりの撫養のかなりの地点から上へ上げていかなければそういうものは通らんでないかという考え方でそういう質問を申しあげるのでございます。国鉄問題についてはいろいろ今後我々も理事者も共に考えていかなければならないことでございますが、今日は南浜黒崎線との交差の問題にからめてそういう方向付けを一つ考えていただきたい。この答弁を一つお願い申しあげる次第でございます。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) 議員さんのご質問にお答えします。朝食を食べて来ていない生徒がどの位おるかというご質問であったかと思いますが、五十二年七月十日この調査があります。これは中学校三つの中学校の二年生と四つの小学校の五・六年生を対象にして調べた結果であります。この結果、毎朝朝食を食べてきておりますというのが七十二パーセントであります。時々朝食を食べないことがあるというのが二十四パーセント、それから食べてきていないという者が四パーセントであります。その後いろいろ弁当を持ってきてはどうだろうかというような検討がせられた今日、改めて調査しましたが、これが五十五年七月一日であります。これは小学校の生徒五千六百五十二人について調べて見ました。毎朝朝食を食べて来ておるというのが八十四・五パーセントであります。時々食べないことがあるというのが十四・九パーセントであります。それから食べて来ていないというのが〇・五パーセントとなっております。以上のような数字をご報告いたしておきます。     〔福祉事務所長 仲須 賢君登壇〕 ◎福祉事務所長仲須賢君) お答えします。保育所における今後の見通しでございますが、現在二十三の保育所で一千六百四十人の定員を有しておるわけでございます。この定員にいたしまして本年四月一日に入所措置をいたしました数は一千三百八十二人、定員を約二百名余り割っておったわけでございますが、現在九月一日ではこれが一千四百二十二人ということで四月から九月までの間、半年の間に五十八人が退所しまして九十九人が新しく入所いたしております。ご承知のように保育所は乳児保育所のように四か月五か月になってから入所せられる、又年度途中からもたくさん入る方がございますので、四月一日に定員一ぱいにならなくても順次定員を満たすだけの子供数は今まではあったわけでございますが、本年特にこの数字が低くなったわけでございまして、しかし低いと言えども九十九人の入所者があったわけでございます。それで現在小学校幼稚園のような場合でありますと、年令だけによってそこへ入園入学する数はわかりますけれども、保育所の場合は就学前児童の中でその内の何割が保育に欠けているかという実数をつかまなければはっきりわからないわけでございまして、又その実数も入所申請があって始めて確実な数字が出るわけでございます。それで過去ずっと統計的に就学前の児童数三才までと、それから四才五才と二つに分けまして今までの中で、どれだけの入所数があったかというのを率に出してみますと、三才未満児では今までは四十・三一パーセント、三才未満児の総数の中で約四十パーセント位が保育所を利用せられておる、それが〇才一才二才三才、それから四才五才の方はほとんど幼稚園の方へ行かれております。保育所へ入所せられる方は幼稚園が入所できるのは四月一日付けになっております。そういうことで保育所に四才児がおられるのは四月二日生まれの方、そういう人が毎年四・五人おられるわけでございまして、五才児は全然おりません。そういうことで就学前の〇才から五才までの総数の比率から申してみますと、だいたい二十五パーセント位になるわけでございます。それで三才までの要保育児童ということを計算しますと、四十パーセントという統計によって現在ずっと施設を造って参ったのでございますが、ご承知のように第二次出産ブームが終わりました今日、鳴門市の出生人口もあの当時から比べてみますと、年間多い月でございますと、三百人も減っております。それで四十七年八年からずっとこちらの方へだんだん下がりまして、昨年は約八百四十五人か出生いたしておりません。総体的に人口が減ったわけでございますが、その中で特に保育に欠ける子供という数字につきましては、率はやはり四十パーセント位で変わっておりません。それから統計的に全体的な数字をみまわしてみますと、新しい保育所ができましても、川東地区で全体的な計画として又川西の総体の計画といたしましても非常に狭あいな保育所に定員を増やしておる所もございます。又、総体の定数には違っておりませんけれども、部分的には二十人も余って申請者がオーバーしておる保育所もあるわけでございます。そういう各地域の現状でございますので今回鳴門市の公私立全体の保育所の定員の再配備の計画を現在たてておるわけでございます。それによりますと、公立では四か所それから民間で一か所定員を減少いたします。 それから新しく里浦にちどり保育所が建設されますので総体で現在の定員からは五百四十人減になりまして、新しく六十人増えますのでプラスマイナス六十人で合計四百八十人減りまして一千六百四十人の定員が五十六年度からは一千五百八十人、一昨年の定員に一応かえってくるというふうな現在計画をたてておるわけでございます。それでそういうふうな再配備をいたしましてその各地域の就学前児童数と保育所の定数を合わせてみますとまだ少し定員を割るような保育所もあるかと思います。そういう時につきましては現在一・八か月以上しか保育をしていないという保育所につきましては最近できておる保育所がやっておりますように〇才児から保育をする年令を低下させていくというような方法を考えまして、現在の定数減によるところの補いをやっていってはどうかというふうに考えております。 それから前段にご意見ございました定数又それらの減によりますところの職員が余ってくるんでないかというふうなことも考えるわけでございますが、公立の場合は本年度百七十名余りの定員が不足したわけでございますが、現在の入所人員に対するところの保母を配置しております。それで現在子供が増えますと、嘱託の保母さんがその任に当たっていくというふうなことになっておりますので保母にそういうふうな動揺はないように思っております。以上でございます。     〔都市計画課長 森岡仁夫君登壇〕 ◎都市計画課長(森岡仁夫君) お答えします。南浜黒崎線の貫通の見通しはということでございますが、一応現在のところでは五十七年度に開通するという見通しでやっております。まず移転現況から説明に入りますと、本年度経過しまして移転の残る戸数は国道から鉄道までの間で住居で二軒とそれから下水道の残工事としまして二十六メーターの管入れ、こういったような物がこの間に残っております。 それから国鉄から香川相互銀行までの問には店舗で四戸、住居で四戸、宿泊施設で一軒これは二棟になっております。それから工場分で一軒、これは三棟、こういったような移転工事が五十六年度に持ち越して移転さす計画でございます。そういったようなことから五十七年度に一応貫通さすという目標でやっております。 なお国道十一号線からの南、南浜大工野線という線がございます。これは計画決定はされておりますが、できれば下水道の関係から五十六年度に着工、用買着工できるような事業認可の申請を本年中にやりたいということで事務的に進めております。 次いで鳴門線の踏み切り拡張でございますが、先程ご質問の兼松さんから踏み切りまでは四車線でもたないんでないかとそれの対策はということでございますが、これを今事業決定しておる区画整理の中でさらに拡幅するということはとても容易なことではないと思いますので、幅員は決められた十八メーターで実施していきたい。 それから国鉄は高架かどうかということでございますが、国鉄高架になればこれはなる程一番いい話なんですけれども、だいたい我々の感触では望み薄だと、さらにこれらの道路の立体化ということを考えておるかどうかということだと思いますけれども、ここらの地形それから付近の状況等からしましてこれをよしんば高架といたしましても、在来機能のある踏み切り、例えば歩行者なり、自転車の通行者が下を通れないとそういうことで踏み切りがさらに又長く続くということになればこういったような事業面の目的からしますと、国鉄側は踏み切りを廃止する方向、それをねらっておるのでございまして、これを事業認可前にですねえ、県の地方審議会でいろいろ討議されましたけれど一応平面交差でいこうという計画のもとに事業決定されておりますし、今後共平面交差が土地の利用、それから一中の通学関係そういったようなことからしましても平面交差が望ましいということで国鉄と接触しております。そういったようなことでやはり土地利用の関係からも平面交差をする計画で進めていくという方向をもっております。以上です。     〔都市計画課長 森岡仁夫君登壇〕 ◎都市計画課長(森岡仁夫君) お答えします。歩道を狭くして四車線にせいということでございますが、それは場所によってはそれを実施してもいいけど、現況では、十八メーターの幅員の中で操作できる分はそういう具合にやればいいんでないかと思います。 又大鳴門に通常の国鉄が通るとか、いろいろな状態ですが、これはもう先の話でございまして我々はどう判断していいかわかりません。ただ黒崎線について言えることは中山から明神までに十一号バイパスができると、そういったようなことによって鳴門市に用事のない通過車輌は将来あまり増えないであろうということが言われるのでないかと思います。     〔十六番 平松章生君登壇〕 ◆十六番(平松章生君) ただ今教育長からの答弁がございました具体的な数字の回答があったんですが、誠に一人でも朝ご飯を食べなくして来るという原因が親の責任においてあるならば、私は給食その物からくる影響もあるんでないかというふうに解釈しておる者でございます。と申しますのはだいたい学校給食の発端は戦後の非常に食糧不足の日本人の体をおもんばかって栄養の改善のために粉乳を与えることから始まったものでございます。この結果が非常に日本人の体位の向上に寄与したことは認める一員でございますが、なお国際社会への順応性というものも非常にできたということの利点は大いにあります。その中にこれには今まで論議されました通りアメリカの余剰農産物の輸出と日本の工業製品の輸出の兼ね合いからやはり継続されつつある問題でございます。そうしておいおいこの制度が整備されまして、学校給食そのものに携わる団体が生まれたり、これに携わる職業ができたり、それが又圧力団体になってやはりそういう政策が継続されております。だいたい食事から総てマナーが生まれるということでございまして、自分の取る食事によってその民族の考え方、心というものが生じてくる、その文化が伝わっていくというふうに言われております。この大事な我々の食物小さい時の学校給食の影響がどのようになっておるかということを反省します時に最近こういう椰喩がございます。学校で先生もっとしつけをして下さい。勉強は家の方で塾にやりますからという椰喩がございます。又、だいたい我々にはおふくろの味という、家庭的な味に親しんできたけれども、今のお母さん方にはそれがあるんだろうか、又今給食を食べておる人達には、そういう心が生まれるんだろうか、おふくろの味がインスタントラーメンであったりボンカレーであったというような味気ない夕食が朝食が行なわれるということが、これから生まれるだろうという考え方を私は危惧するものでございます。ただ今の状態をサイクル的に二十五年単位に繰り返していきますと、今のPTAに携わるお母さん連中はちょうど給食を食べられた方が続々と入ってきております。その給食を食べられた人、又その給食に携わる栄養士さん、この人達がやはりそういう食べ方の食べ物の好みをそれに伝えていきますと申しますと、現在の東京都における調査には給食を食べた者と、食べなかった者のこれの試行、だいたい給食を食べた人は辛口、給食を食べなかった者は薄口というふうに日本人の好みが変わってきつつあります。こういう統計を発表されております。と申しますと、やはり我々は学校給食というものを、重大なものとして、又大切なものとして取り扱わなければならないというふうに考えて本日の質問の要旨を進めていたのでございます。だいたい今の発表の中にもございましたが、だいたい朝パン食で来る子、この子は果たして親がそれだけのおいしい朝食で学校へやったかどうか、この中には悪く言えば、ふとんの中から手を出してお金を渡してこれパン買うていきなさいというふうに送り出した子供がおるということでございます。やはりパン食そのものを悪くいうのでなくして親が手作りで子供に与える習慣をつけていかなければ朝パン、昼パン、夜は外食ということになっていきましたら家庭というものの団らんというものが非常に薄くなっていく、それは決して私は米飯を強調するのでございません。これも大きな国策であり、又土地で取れた物を食べる、魚を食べる、米を食べる日本民族の心の楯であるということは強調したいけれども、あえてその言葉を使いませんけれども家庭の味を手作りで子供に与えるという愛情が大切であるということでございます。そういうことで今後学校給食に対する、私がなぜこういうことを言わなければならんかということは、そういうお母さん方の考え方を助長していかないような対策を取らなければ鳴門市が給食に補助しても何もならん、立派な家庭作りの方向をどのようにこれから教育委員会は考えていかれるか、いろいろPTAの活動の中にも、やれバレー大会、いろいろ父兄の求める行動もございますけれども、自分の金で自分の子を育てる、自分の手塩をかけて子供を育てるという気概のある親作りという教育をもう一辺見直す必要があるんでないかとこう思うんですが、今後教育委員会はどのように行動されるか、これを承りたい。又保育所の問題を申しあげましたが、これはその長に当たる方々の不安のないような対処を一つ要望を申しあげてある会で所長は皆さんの心配をせんように万全の対策を講じますということでございましたので、これを一つこの際この場をかりてそういう言葉に対する信頼をよせて私はこの問題を打ち切ります。 なお先程えらい大きな話を申しまして大鳴門橋の新幹線を在来線に乗せるという話をひっかけてしたんですが、私はできるならば、鳴門市の交通体形の検討、今からでも遅くない、バスターミナル問題もあろうし、私は四車線というのはやはりバス専用レーン、いろいろ考えがあって十八メートル道路の中に歩道を狭めてでも、四車線を確保する中心は必要だという考え方で申しあげたのでございますので、国鉄対策については再々打ち合わせの上、万全を期していただきたい、そういうことの考え方で申しあげたのでございます。 なお下水道問題の推移があれから南の方、答弁がなかったので重ねて伺いたい。 今都市計画課長からこの問題については計画にのせていくんだということですが、ポンプ場の問題、その交渉過程いろいろ困難もあろうと思うんですが、その説明を承っておりませんので重ねて質問を申しあげたいと思います。     〔教育長 佐賀 弘君登壇〕 ◎教育長(佐賀弘君) お答えをいたします。最初に朝食べておる食事の内容のことについて幸いに統計がございますので申しあげたいと思います。ご飯を食べておるというのが六十五パーセントでございます。朝パンを食べておるというのが三十パーセントでございます。 それからその他、これはインスタント的な食品かと思いますが、その他というのが五パーセントでございます。先程来親の愛情というような問題の基本に触れるようなこと、そういう事で教育の世話に当たっておる者の激励せられるようなご質問でございましたが、学校でしつけ家庭、勉強は塾というようなこれ逆かと思います。どこまでも学力の向上というものにつきましては学校が責任を持つ、なおその上にしつけも行うというのが本来かと思います。なおおふくろの味というものが子供を家庭につなぎとめたり、又家庭の母親や両親の面影を丈夫において忍ぶというような点において非常に見えざる力をもっておるということは再々聞きますが、ところが最近は最近のお母さんは給食で育てられたママなんじゃというようなことでこういう点は十分これからの教育には留意していかなければいけないことかと思います。 ある徳島の学校で家庭教育学級でおむすびを作るところが、おむすびがきちんと三角形になかなかならないという記事を見ましたがそういう時代になったんかなあというようなことを寒心しまして家庭教育学級の料理教室でおむすびをつくる練習をするということであります。 先程平松議員さんのご指摘のようなことが現在の母親の食の調理の中に表われてきておるのでないかと思います。私直接経験したことでありますが、もちつきを十二月が近づいてきますといたします。あんを入れるわけでありますが、あんを入れて下がなかなか締まらないわけであります。それで置くといつの間にか下が開いてあんが出てくる、これどないしたらいいんかいなということで、木津の古いおばあさんを呼んできて、もちつきの手伝いやらあんを入れる講習会やらわからんような光景を幼稚園で経験したことがございます。 なおこういうふうな現況に鑑みまして公民館での料理教室、もしくは家庭教育学級における母親教育というようなものはもう少し日本の伝統的な食事、その中でも子供が故郷を思い出すような母親独特の調理、そういうものを、又そういう専門家に検討してもらいまして、そういう物を取り入れた家庭教育学級や公民館活動をやっていきたいと思います。 そしてこれがひいては先程から言われておりました青少年の健全育成や又正常な教育につながるもんでなかろうかと思います。 又、それが現在の子供のもっておる偏食であるとか、いろいろな食生活の正常化につながるような感じがいたしますので、そういう方面の努力をこれからしていきたいと思います。以上でございます。     〔下水道課長 中川 守君登壇〕 ◎下水道課長(中川守君) 下水道問題についてお答えいたします。撫養ポンプ場の方は用地買収は今年中に終える予定でございます。国費も順調に全額要望通りついておりますし、設計委託料もついております。今年中に土木建築関係の詳細設計を終える予定でございます。来年は恐らくそうした関係の予算がついてくるであろうとこのように思っております。ポンプ場から十一号線までの間、これは八幡浜東浜主要幹線についてが四メーター、それからちょうど東西方向に撫養主要幹線というのがあるわけでございますが、これが五十メーターやる予定でおりますが、四メーター七十角、これを用地買収が都市計画の方で終わりしだいかかりたい。一応そういうことでこの前の議会でもお答えしたわけでございますが、一応五十八年にメドをつけまして、一部操業を行いたい。ただし岩崎幹線と申しまして南浜黒崎線に入っておるパイプが小そうございますので、所期の大きな期待ができませんので南浜黒崎線が完成いたしましたら交通が非常に十一号線の方、迂回できますので鶴屋の所までできております、その八幡浜東浜主要幹線を接続して大きな事業効果が上がるようにもっていきたいとこのように思っております。     〔十六番 平松章生君登壇〕 ◆十六番(平松章生君) ただ今は教育長から非常に考え方の深いご答弁があったので安心してお任せするのでございますが、何を申しましても上から働きかけるのと、横から働きかけるのと、いろいろあらゆる方向を講じなければ末端まで運動は徹底いたしません。そういうことでございますので、できるだけあらゆる機会を通じて父兄に働きかけをしていくということをお願いをいたしまして、私は質問を閉じたいと思います。 なお下水道問題はただ今ありましたので、これは昨日の横川議員さんからいろいろ説明があった通り、斉田それから南浜の排水問題もからめての問題でございますので早急に予定通り完成ができますことを希望いたしまして私の質問をこれで閉じたいと思います。 ○副議長(芝野彰君) 本日の一般質問はこれで終わります。 明九月二十六日は午後一時より再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。     午後 四時 十六分 散 会...